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東亜利根ボーリング

ソニックドリル(SD)、スーパープローブ(SP)をご提供します

再生可能エネルギーの導入は、今後のエネルギー政策の柱の一つとして注目を集めています。特に、再生可能エネルギーの中でも、豊富な量に恵まれ安定供給が可能な地熱や低温の熱エネルギーである地中熱を利用した発電、省エネ事業に対して、様々な施策の中で普及促進が図られています。私たちは、こうした地熱および地中熱の調査・生産井、熱交換井を安全かつ効率的に施工可能な機材を提供しています。

製品紹介

適用分類 製品 分類 機種
地中熱利用 SD 大型 SD-100 SD-125 SD-150T SD-160 SD-175
SD-200A SD-250A      
大型 SDH-100        
SP 大型 SP-8000 SP-50      
地熱利用 HLL 大型 HLL・
スペシャル
HLL・
スタンダード
HLL・
スーパー
   
TSL 大型 TSL-1 TSL-HD      

※ 薄文字はこの分野で使用しない機械です。

地中熱

外気温は年間で変動しますが、地中の温度は一定の温度(17℃程度)を示します。地中熱利用では、こうした外気温と地中温度の温度差を利用して省エネルギーでの冷暖房を実現します。

大型機(SD) ロータリーバイブレーション

SD(ソニックドリル)は、ビットの先端に回転と振動を与えて掘削する画期的な方式となっています。従来のロータリー方式、エアハンマー方式、ロータリーパーカッション方式に比べて格段に高速な掘削を可能としました。なお、本技術はカナダSONIC DRILL社と技術提携しています。
SDは、”東京スカイツリー”地区での熱供給(地域冷暖房)事業においても、その卓越した能力を発揮しています。

お客さまのご要望に応じた”Only One”仕様も承ります

機種 本体質量 ドリルヘッド フィードシステム
回転数 回転トルク チルト角度 押下力
(給圧力)
押上力
(バランス力)
ストローク長
SD-100 9.0 t

0-60min-1

正回転(右):3.9kN・m
逆回転(左):4.4kN・m
0-35° 48.5kN 48.5kN 3850mm
SD-125 10.0t

0-57min-1
0-114min-1

正回転(右):2.9kN・m
      5.8kN・m
逆回転(左):正回転と同様
0-45° 68.6kN 68.6kN 4630mm
SD-150T 12.5 t

0-105min-1

正回転(右):4.9kN・m
逆回転(左):5.9kN・m
0-90° 78.5kN 78.5kN 4850mm
SD-160 12.5 t

0-100min-1

正回転(右):4.9kN・m
逆回転(左):5.9kN・m
0-45° 78.6kN 78.6kN 4850mm
SD-175 12.0 t

0-105min-1

正回転(右):4.9kN・m
逆回転(左):5.9kN・m
0-45° 98.0kN 98.0kN 4450mm
SD-200A 16.5 t

0-100min-1

正回転(右):6.4kN・m
逆回転(左):7.8kN・m
0-90° 137.2kN 137.2kN 4450mm
SD-250A 16.5 t

0-100min-1

正回転(右):6.4kN・m
逆回転(左):7.8kN・m
0-90° 98.0kN 137.2kN 4450mm

特 徴

  • 特殊な振動機構によりあらゆる地層に対応
  • サンプル(試料)も簡単に採取
  • 驚きの高速掘削を実現
  • 周辺環境に配慮した低振動・低騒音機械
  • 無水掘削が可能
  • 高い垂直精度

東亜利根ボーリング

東亜利根ボーリング
SD-200A
東亜利根ボーリング
東亜利根ボーリング
SD-175
東亜利根ボーリング
SD-250A
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SD-100

大型機(SP) ロータリーバイブレーション

SP(スーパープローブ)は、SDと同じように、ビットの先端に回転と振動を与えて掘削する画期的な方式となっています。スーパープローブは狭隘地での対応ができるように、自社開発により生まれたSDをコンパクトにした次世代機となります。

お客さまのご要望に応じた”Only One”仕様も承ります

機種 本体質量 ドリルヘッド フィードシステム
回転数 回転トルク 押下力
(給圧力)
押上力
(バランス力)
ストローク長
SP-8000 5.5 t
(7.3t:O.P)

Low
:0-27min-1
:0-33min-1(O.P)

Low
:5.4kN・m
46.0kN 98.0kN 1800mm
3000mm
(O.P)

High
:0-54.2min-1
:0-105min-1(O.P)
(バイブロ未使用時)

High
:2.7kN・m

特 徴

  • 特殊な振動機構により砂礫・玉石層の掘削が可能
  • 特殊な振動機構による周辺環境に配慮した低騒音・低振動仕様
  • コンパクトな機体でのハイスペック化を実現
  • 移動および回送時でのリーダの折りたたみ方式
  • チルト機構のオプション装備(O.P)
  • 2.0mロッドに対応できるマスト高変更をオプション装備(O.P)

東亜利根ボーリング

東亜利根ボーリング
SP-8000
東亜利根ボーリング
SP-8000
東亜利根ボーリング
SP-8000

地 熱

地熱発電では、マグマによって高温となった地下深くから水蒸気を取り出してタービンを回すことで、天候、季節、昼夜に影響を受けることなく安定した電力を得ることができます。

大型機(HLL) ドライブヘッド

HLL・スタンダード、HLL・スペシャルは、地熱調査の掘削のため開発された超大深度用掘削機です。この掘削機は世界で初めて開発されたドライブヘッドタイプの掘削機となります。この後継機としてはロータリーテーブルの機構を加えたユニバーサルタイプとなるTSLなどが挙げられます。これらの機械は回転数、トルク、巻上げ能力などのご要望でお選びしていただくことも可能で、2000m級の掘削深度が必要な温泉開発などでも使用されています。

お客さまのご要望に応じた”Only One”仕様も承ります

機種 本体質量 スピンドリルヘッド
回転数
フィードシステム
押下力
(給圧力)
押上力
(バランス力)
ストローク長
HLL・
スタンダード
6.5t Type
(A)

正回転(右):20、50、150min-1
逆回転(左):12、19min-1

156.9kN 215.7kN 1430mm
Type
(B)

正回転(右):40、100、300min-1
逆回転(左):24、38min-1

Type
(C)

正回転(右):80、200、600min-1
逆回転(左):48、76min-1

HLL・
スペシャル
8.4t

正回転(右):60、120、400min-1
逆回転(左):36、72、240min-1

245.2kN 323.6kN 1070mm

特 徴

  • 超大深度に対応
  • 低速大トルクを特徴とするドライブヘッド機構を装備

東亜利根ボーリング

東亜利根ボーリング
HLL・スタンダード

大型機(TSL) ユニバーサル

TSL-1、TSL-HDは、地熱調査および生産井などの掘削のため開発された大深度用掘削機です。この掘削機はドライブヘッドとロータリーテーブルの 2つの機構を備えたユニバーサルタイプであることから、ドライブヘッドを移動することにより同一機でワイヤラインコアリングとロータリーテーブルによる掘削を可能とします。これらの機械は巻上げ能力、回転数、トルクなどのご要望でお選びしていただくことも可能で、1000m級の掘削深度が必要な温泉開発などでも使用されています。

お客さまのご要望に応じた”Only One”仕様も承ります

機種 本体質量 回転数 巻上能力 ストローク長
ドライブヘッド ロータリーテーブル
TSL-1 11.0t

正回転(右):
60、125、265、420min-1

正回転(右):
30、62、132、210min-1
9.0t 750mm

逆回転(左):
36、75、160、255min-1

 
TSL-HD 13.0t

正回転(右):
47、97、206、327min-1

正回転(右):
24、48、103、164min-1
12.0t 750mm

逆回転(左):
28、58、124、198min-1

 

特 徴

  • ドライブヘッドとロータリーテーブルを組合わせたユニバーサルドリル
  • TSL-HDは強力な巻き上げ能力を実現
  • API規格(アメリカ石油協会:American Petroleum Institute)のロッド、ドリルカラーに対応可能

東亜利根ボーリング

東亜利根ボーリング
TSL-1
東亜利根ボーリング
TSL-HD
東亜利根ボーリング
TSL-HD